クラウンメロンはどうして美味しいの? | ||
1.種(品種) | ||
種は、長い間の経験を元にクラウンメロンが独自に改良を重ね、およそ20種類の品種を四季に合わせて栽培して います。これにより、安定した品質を保ちながらの周年栽培を可能としています。 | ||
2.隔離ベット栽培 | ||
他産地では野菜などと同様に地面で直接栽培する地床栽培に対し、クラウンメロンでは栽培床を地面と切り離し、限られた土量の中でメロンを栽培する隔離ベット栽培が行われています。これにより水と肥料をその時々のメロンの状態に合わせ微妙にコントロールしています。これにより肉質、甘味がより繊細になります。 | ||
3.ガラス温室 | ||
一般の温室はビニールハウス栽培が多数ですが、クラウンメロンではガラス温室で栽培されています。ガラス温室は、太陽光線の透過率が高く、光を好むメロンの栽培に適しています。 | ||
4.1本の木に1果 | ||
一本の木にはおよそ30~32枚の葉がつきます。その葉を大切にして3本の側枝の雌花に交配し、3個できる小メロンの中からひとつだけを選び残し、その実にすべての養分が集中するようにします。他産地のメロンは1本の木から複数個のメロンを収穫しますが、クラウンメロンでは1本のメロンの木から1個のメロンしか収穫しません。 | ||
5.有機肥料栽培 | ||
メロンの味と肉色は肥料で決まります。クラウンメロンでは有機質肥料を中心とした栽培が行われています。 | ||
6.気候風土 | ||
メロンには太陽光線が最も必要な作物の一つです。その点、静岡県西部の遠州地方は、世界でも屈指の明るい太陽の恵みを受ける、まさにメロンの好適地といえます。また、メロンの栽培に適した土と水が豊富にあります。 | ||
7.職人集団 | ||
高度な栽培技術を身に付け、常にプロ意識をもった生産者たちの集団です。また、全員がメロンのトップブランド「クラウンメロン」の生産者であることに誇りを持っています。 | ||
8.きめ細やかな栽培管理 | ||
播種→接木→定植→交配→摘果→玉つり→玉磨き→採果までおよそ100日間、毎日1~2回の潅水を欠かしません。しかも、温室内の温度、湿度は季節、天候、昼夜と変わる為、ボイラー、クーラーによる温度管理や窓の開閉による温湿度管理、あるいは季節によっては果実の日よけ等、さまざまな管理がなされています。 | ||
9.徹底した品質管理 | ||
450名を超える生産者には、生産部の指導のもと、季節、品種に合わせたベストな栽培がされるよう細かな指導がなされています。 | ||
10.厳しい検査体制 | ||
出荷を迎えひとつひとつ丁寧に箱詰めされたメロンは3ヶ所の集荷場に持ち込まれ、選任された検査員により外観、内容、糖度等の品質チェックを経て、厳しい検査基準に合格したものだけが出荷されています。 |